やりたいことをやろう!

社畜の負のスパイラルから抜け出せなくなったとき、それを救ってくれたのは

ベテランさんからの一言でした。

夢にも思わなかった彼からの言葉には、
彼が背負ってきた後悔がたくさんにじんでいたのです。

ベテランさんはこの会社で30年働き続け、
嘱託社員として今も会社で働いています。

定年を超えてなおここで働く理由は、

”給料がなくなると生活できない” でした。

やはりある程度会社の言いなりになっている感じは否めず、
面倒くさい雑務を自分よりも若い人から押し付けられたりと

傍から見ればあまりいい光景には見えません。

そんなベテランさんと偶然会社の書庫で仕事をしていた時
ふたりっきりになる時間ができました。

歳も離れているし、仕事中も大して会話もしないので
無言が続いていたのですが、ベテランさんが

”仕事楽しいか?”

と急に聞いてきたのです。

何か私の心のもやもやを見透かされたような気がして、
気付けば私は会社を辞めたい事を目の前のベテランさんに吐露していました。

一通り会社や上司の愚痴を漏らした後、
ベテランさんはそっと答えました。

”やりたいことをやったほうがいい。さもないとこうなるぞ”

ベテランさんの声がとても弱々しかったのを覚えています。
彼も私と同じ年齢のころ、何か他のことがしたかったけどできなかったのでしょう。”しなかった”後悔がにじみ出ていました。

満員電車に揺られながら、ベテランさんの言葉を何度も頭の中で繰り返していました。私はなぜ”やりたくない”仕事を続けているのだろうか・・・?その保留の精神はどこから来ているのか?

それは”今見えている世界”のほうが安全だと考えているからです。
良くわからない所や暗いところには防衛反応が働き、踏み出す勇気がいるというのはよくあります。

会社にはなんだかんだ長く務めているから、会社に居続ける将来は”想像”しやすいのです。会社のみ厚保悪知識や情報が豊富なので、会社=よく知っている場所=安全 みたいな考えが保留の精神の根っこであると思いました。

でも、その”想像”は本当に正しいのでしょうか?

嫌な会社を辞めた将来も、嫌な会社に居続ける将来も、どっちもどうなるかわからない。

人生は一度きり、そして人生の分かれ道で選べる道は一つしかないのです。会社を辞めた時にはもう会社に居続けた場合の人生は送れないし、その逆会社に残った時も、もしやめていたらというIFストーリーはもう見ることはできません。

ふと立ち直ってふたつの分かれ道を眺めてみると、その先は両方ともぼんやりしているのです。未来なんてわかりません。ましてや10年後20年後を予想できるでしょうか?

ならどうするか、選択基準は一つです。

やりたいほうを選びます。

 

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