[書籍]0円で生きる: 小さくても豊かな経済の作り方 2017/12/18 鶴見 済 (著)

断捨離やミニマリストを目指す人、あるいは今の高額な支出に悩んでいる人にはぜひ読んでもらいたい本がありますのでちょっと紹介したいと思います。

鶴見 済さん著の”0円で生きる”という本です。

私は楽天市場で溜まった楽天ポイント処分に困っており、たまたま見つけたこの本に運命を感じ、全額ポイントで購入いたしました。

この鶴見さんは東京大学文学部社会学科卒→電機メーカ→出版社と素晴らしい経歴を持ちながら、小説を書きたいという一心で辞めてしまいます。

私が今やり始めようとしている脱社畜→やりたいことをするという動きを何年も前に実行し、その生活スタイルを体現、確立されています。
我慢して苦労して成長し生き抜いていくライフスタイルに異を唱え、楽に日常生活を送ることに焦点が当たっています。

私もいくら自信を持って行動しようとしても必ずその脳裏には”お金の心配”が必ず付きまといます。人間社会・日本社会で資本主義という縛りの中ではお金は切っても切り離せない。お金という縄がどこかでいつも体にまとわりついているのです。

この本はそんなお金が底をついたらどうしようという不安に備えて、お金がなくたって豊かに生きていける事をたくさん綴られている本です。

まずは不用品無料出店マーケットやジモティーなど無料で譲り受けられるサービスから、利用者の相互の思いやりでできている無料宿泊場所提供するカウチサーフィンなど無料で手にできるモノやサービスの情報がたくさん載っています。

ジモティーを初めて覗いてみましたが、冷蔵庫やら箪笥やら電子レンジなどジャンクと表記されているものもありましたが、ほとんどは
”売れたら売りたい、でも手間を考えると採算が合わない、でかいと処分にはリサイクル料がかかってお金は損したくない、なので差し上げます”
という印象を受けるものが多かった。受け取る側が足を運んだり努力すれば本当に物には困らないだろうなというくらいのバラエティあふれる品揃えでした。

また私にとっては疎い自家栽培や野草の情報はとても参考になりました。
最近白菜が高いとかキャベツが高いとか野菜の高騰のニュースをちらほら聞いて、健康重視と野菜を多く取り入れようと思っても値段が張るのではと懸念していました。食材を家で育てられれば食費の足しになるので、いくつか試したいと思います。

初期投資がほとんど必要ない0円で稼ぐという章もありましたが、これはメルカリや自宅店舗などあくまで物を持った状態がないと始めることは難しく、0円で生きるという言葉通り、支出に焦点を当てた本書においてはちょっと例外感があります。

さらにアフィリエイトやYoutuberなどインターネットを利用した初期投資の少ない稼ぎ方というのは全くと言っていいほど掲載されていませんので、稼ぐことを調べる方にはこの本は合わないでしょう。

あくまで支出ゼロ、そんな中でも豊かに生きていける社会を目指す本です。
普段あたり前のように生活している地域にも、見回せば生活を支えてくれる価値のある落し物がたくさんあるかもしれません。

ところどころにコラムがあり、
実際にそんな0円生活をしていると感じる周りの視線や、
日本独自文化の助け合いが、かえってめんどくさいといった著者が感じたマイナス面等もつづられています。

0円でも豊かな生活、それはやはり物や人が溢れ
助け合いがしやすい東京がもっとも可能性が高いのかなと感じます。人口が少ない地方だと少し難度が高まり、一部の内容は使えないかもしれません。
しかし最後の決め手は、”自分自身の行動力”でしょう。

脱社畜度
別の生き方を知る
地方でも可能?
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