[書籍]社畜もフリーもイヤな僕たちが目指す第三の働き方

社畜の人は自分の人生を経営できていない?
自分にとって正しい働き方とはなんでしょうか?

佐藤達郎 著
社畜もフリーもイヤな僕たちが目指す第三の働き方 のレビューです。

この本では
自分らしく働くことができる をキーワードに

モジュール型ワーキング”という働き方の提案をしている
一冊になります。

モジュール型ワーキングは、複数の働き口を作り、自分に合わせてそれらをうまく組み合わせるという働き方です。

皆さんは社畜を何年続けていますでしょうか?
長い間サラリーマンを続けていると、言われたことをやる、言われないことはやらないという思考パターンになりがちです。長い間会社員を続けた人は事業家の素質がないことを体で表してしまっています。

また会社員以外の仕事をしているでしょうか?

日本は今まで年功序列という就業形態で会社員が長く働いてくれるよう守ってきましたが、今後この年功序列のシステムは間違いなく崩壊します。

年功序列は勤続年数が長いほど高い役職に就けるというシステムですが、これから日本は少子高齢化が進みます。
高齢な人が増えていくということは、会社ももちろん高齢化しますので、より上司の年齢層が厚くなるでしょう。

一方新入社員は少なくなるため、社員あたりの上司の割合が増えてしまうのですが・・・そんなことはあるでしょうか?

会社の組織形態としてそのようなことはあり得ません。下の役職をまとめるにはその人数よりも少ない人で管理され、ピラミッド型を形成するのが普通です。それに対し人口分布は少子高齢化で逆ピラミッド型になるため、維持できないのは明らかです。

組織を動かす人間からすれば組織は利益のため、あるいは株主のため従業員へ安定した福利厚生を提供できる時代は来ないでしょう。しかし会社が要求する人材像は昔からさほど変わりません。

一方従業員は個人の幸せのために働いているはずです。
組織と個人の目標が重なればこれほど幸せな仕事はありませんが、働いている間ずっとそろっているということは少ないでしょう。実際それが社畜を作り出しています。

社畜を辞めたい。
かといって独立起業でもしようか?と考えますが
一人で競争に立ち向かうのだからリスクの高い選択肢になりますよね。

そこで出てきたのがモジュール型ワーキングです。

人生で経験する働き口は1つである必要はありません。
もうそんな終身雇用の時代は終わりました。

自分の職業人生なのにかかわらず、無自覚で受身な生活を送ってきてしまったと著者は語ります。自分の人生なのだからもっと自分を管理し、自分に合うように経営しなければ職業人生がもったいない と。

会社員としての生活一本で人生を支えている状態は、大口の顧客が1つだけの下請け起業と同じ状態です。
会社の業績が悪かったり、会社員としての雇用形態で働けなくなった場合行き場を失ってしまいます。
自分の人生を経営できなくなってしまうのです。

そのためそこにしがみつかなくて済むように分散投資感覚で安定した仕事、自分の夢をつかむための時間、収益は高いがつかれる仕事など様々なでこぼこの仕事を組み合わせて、自分の人生設計をしようというものがこのモジュール型ワーキングです。

平たく言えば副業も始め、自分の人生が幸せになるような働き方を能動的に探し出すやり方なのですが、自分がどんなことをすれば良いのかすぐには分からないですよね?

この本はところどころに記入できるエリアがあり、モジュール型ワーキングを目指す中”自分は何なのか”を調べるツールが数多くあります。

特徴的なのは、自分を見つめるために
SWOT解析というのがあります。

Strength  強み
Weakness 弱み
Opportunity 機会
Threat 脅威

の4つを表にまとめ、自分の長所短所と世間の流行などを掛け合わせて、自分の進む道をアドバイスしてくれます。この人間のタイプによって、組み合わせる適したモジュールの方向性が定まってきます。

自分が今持っている専門性を軸にする
専門性追求タイプ

別の業界にも興味を持つ
本業キープ拡散タイプ

夢を追い続けるため、必要なお金をそのほかの仕事で賄う
憧れ中心下支えタイプ

自分の持つテーマに合う仕事は何でも手を出す
テーマ中心雑食タイプ

皆さんはどんな感じでしょう?
ぜひ本書で自分の生き方の選択肢を増やし、モジュール型ワーキングを均等してみてはいかがですか?

仕事というのは基本的に専門家であると著書では延べられています。限られた知識を使って、それを高度化していくことで仕事になっていきます。1つの仕事では知識が偏るため1つの自分しか見つけることができないのです。モジュール型ワーキングは様々な世界、知識に出会うことで新しい自分に出会えるというメリットもあります。

 

それぞれの型のサンプルとしてモジュール型ワーキングを実践している人のインタビューを交えながら、テキスト形式で自分の場合はどうかワークショップ形式も多く存在します。

収入の確保xやりがいx働き心地の掛け算でトータル的な人生の幸福度を考えてみましょう。副業の見つけ方などはこの本ではあまり記載はありませんが、自分探しのために読んでみてもよさそうです。

読みやすさ
情報量
自分探しをサポート
 副業の探し方
総合評価

 

 

 

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です