うつ病を治す

私が脱サラを決意する前、数ヶ月間のつらい時期を経ていました。

うつ病と診断されたわけではないですが、
全てに対して無気力、そんな落ち込んでいた時間。

今思い返せばあの時期を経ることなければ
脱サラをしなかったであろうという大事な時間。

私が思う、うつの原因や対処法を自分の経験を混ぜてここに残したいと思います。

時間があったら漫画にできれば良いなぁ と。

心の風邪 と比喩されることもしばしばあるうつ病。

しかし私が思うに風邪と呼べるほど生易しいものではないと考えます。

うつ病は心のガン[1]

と言ってもいいくらい重い病であると。理由は

  1. 誰にでも将来患う可能性があるということ
  2. 最悪死に至らしめること

私の場合、
会社に勤めてはや数年、周りからの信頼もそこそこあり、給料も満足。
人事考課も悪くなく、周りからは問題がないように見えていたでしょう。
実際働いていた間これと言って大きな問題や不安を抱えた自覚もなく
自分でも順風満帆と信じておりました。

しかしそんな中、自分の中にある思いが芽生えます。

“この会社で勤め上げることが人生の夢につながるのか?” と

芽生えるきっかけの一つに仕事のマンネリ化がありました。
去年やった仕事と似ている新しい仕事に不満を持っている自分に気づきます。
またか・・・ と。

新しいことに満たされていた入社間もない頃とは違う感情に戸惑っていると
その違和感はどんどん膨らんでいき、
“本当に自分のやりたいことはなにか?” という問いに変わっていきました。

その結論が今の姿なんですが、そのためには
会社を辞めるという決断が必要、しかしそこには給料という生活費を支える依存がありました。
辞めれば給料を失う、食い扶持はどこから得るのか?

なりたい自分と現実の自分の差に違和感を感じ、それが募り次第と
その差に苛立つ自分が生まれました。

この自分への苛立ちが、すべての始まりだったように思えます。

自分への怒りは次第に理解を得られない周りにも飛び火し、
全てを憎むような感覚、猜疑心の塊に陥ります。
しかし怒りのはけ口があるわけではないので、押し殺す。

死にたい、辛い、楽しくない。
ねじれた表現で本来の怒りを吐き出すうつ病。
皆に憎しみは持っているけれども、理想の自分を手に入れたい、嫌な相手にでも認めてもらいたいと思うあまり
慢性的な悩みをブツブツ言うことで相手からの興味をひこうとしている。
とても複雑な心理状態。周りから認めてもらいたいという婉曲な表現。

井戸に落ちたうつ病者に、上にいる健常者はロープを下ろし
健常者は「ロープを伝って上がってこい」 という。
しかしうつ病者は違う。声も出さずロープを掴まない。本心は
「お前が降りてきて俺を抱え、上まで登れ」 と。[1]

自己実現ができずに苦しみ、自分が嫌になっている状態で
この感情を紛らわせるのは、マイナス思考を吐き出している間だけ。
猜疑心から相手を信じることもできず、犠牲を伴ってでも明け渡してくれる愛情が相手にあるか確かめたくなる。

他にも依存性の高さがうつのきっかけになるとも言えるでしょう。
生活の糧を失ったら、大切な人を失ったら という依存性の高いものを失うリスクに直面したとき
逃げの一手として自らを騙し押し殺すという選択肢を取るかもしれません。

修羅場を延ばしてうつを得る。

その場はしのげても一度自分を否定した結果が自己実現を妨げます。
うつはとても厄介な病気。きっかけは誰でも持っているもの。
また表面上でグチグチ言っていることは本質ではなく、その奥に別ななにかに対する怒りがある。
それを自分の経験で思い知らされました。

まず・・・

鬱病の人は
小さい頃から振り返って未解決の人間関係がないか
自分のやりたいことをできずに(抑え込まれて)苛立っていないか
を整理する。

周りの人は
ボヤキの正体はその後ろにあるなにかへの怒りが変化していると理解する。
怒りの正体はその人の自己実現への悩みである。

うつ病はすぐに完治はしないし、再発も十分考えられます。
ただ根っこの問題は自己実現できていないという人生の壁であるため、
小さい一歩でも自分を肯定できるようなささやかな前進を見つけてあげることではないでしょうか。
うつ病の人も、怒りを素直に叫べることができれば治るのも早いと思います。

[1]

[2]

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です